同窓会長 連石武則 挨拶

 

 本日ここに同窓生各位、各期のご参集を頂き令和6年度同窓会総会を開催できますことは、関係者をはじめとした担当幹事期皆様のご尽力の賜物であり、心から感謝申し上げます。

 

私たちの母校大門高校は昭和501975)年4月7日に開校式並びに第1回入学式を福山市民会館で行い、学校の歩みをスタートしました。来年の令和7年1025日には創立50周年記念式典を執り行う予定です。

50年の歩み、その間には国内外で国を揺るがす出来事がありました。平成7(1995)年1月17日 に阪神淡路大震災が発生。東日本大震災は、平成232011)年3月11日大津波により多数の犠牲者が出ました。能登半島地震は今年1月1日でした。

パンデミックとも称される新型コロナ感染症が令和2(2020)年には世界中に蔓延し、3年間にわたって、私達の生活スタイルを根本的にまで変化させてきました。学校行事、同窓会活動もしかりでした。

また、現在世界では令和4(2022)年2月にロシア軍がウクライナに軍事侵攻。パレスチ自治区ガザ地区のイスラムテロ組織ハマスが令和5(2023)年10月7日にイスラエルを襲撃し子供を含む多くの人質を拉致して以降、今なお激しい戦闘が続き、世界経済をも混乱に巻き込んでいます。

このような世界的厄災でなくても、私達は今があるのが当たり前で無く、今後も今あることが当たり前で無いことをかみしめる必要があります。

 令和6年総会運営を担当して頂いています、16期生の枝広幹事をはじめ、すべての幹事、関係者の皆さんには、手弁当での獅子奮迅のご尽力に改めて感謝と敬意を示すものです。本当にありがとうございます。

来年の創立50周年記念式典に向け、この総会を契機として皆さんと共に邁進してまいりましょう。

広島県立大門高等学校 土佐 𠮷男校長 挨拶

 令和6年度大門高等学校同窓会総会の開催を心からお祝い申し上げます。

また、平素から同窓会の皆様方には、多大なご支援とご協力を賜っておりますことに、この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。

 

さて、4月9日(火)に第50回入学式を挙行し、第50期生を迎え入れ、1・2学年各6クラス、3学年7クラスの計19クラス(うち理数コース各学年1クラス)でスタートしました。日々、授業の質的レベルの向上はもちろんですが、学校行事や部活動の充実、さらに、学校外における生徒の学びの促進に学校全体で取り組んでおります。

 

昨年度、新型コロナウィルス感染症が5類へ移行したことにより、様々な制限のあ

った教育活動が徐々に従前のとおり実施できるようになりました。さつき祭、体育祭、研修修学旅行など、学校全体で実施する行事の他、平成28年2月に姉妹校提携を結んだオーストラリア・ニューサウスウェールズ州のミッチェル・ハイスクールとの様々な異文化交流も実施しております。

 

社会が複雑化し高度化する現代社会において、どのように学び、どのように社会と関わりをもつのかということが大変重要になっていますが、本校の掲げる「熱意・創意・誠意」は、そのヒントを与えてくれるものだと信じております。

 

 

引き続き、「大門高校で学んでよかった。」「大門高校で学ばせてよかった。」と在校生、卒業生そして保護者の方々に言われる学校であり続けるために、建学以来の校是に則った資質・能力を身に付けた人材を育成するよう、職員一同、全力を尽くしますので、今後とも同窓会の皆様の温かいご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

【熱意】を持って主体的に行動し、自己実現を図ろうとする生徒(主体性)

【創意】を持って探究を深め、新たな価値の創造を図ろうとする生徒(探究力)

【誠意】を持って他者と協働し、社会に貢献しようとする生徒(協働性)

 

 

最後になりましたが、大門高等学校同窓会並びに会員皆様の今後益々のご発展とご健勝を祈念し、ご挨拶とさせていただきます。

 

 本日は、誠におめでとうございます。